天声こども語

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「ばあばと約束して天声こども語を毎日写してるんだ。」教室でボソリと彼は言った。

「えっ!?すご!何日めなの?」

「まだ3日目。」

その子はなんと小学2年生。「天声こども語」と言えば、朝日小学生新聞で毎日目にするアレ。難関中学受験生が国語力をつけようとしてこれを要約したりする。

いくら何でも2年生では内容も漢字も難しいのではなかろうか、果たして続けることができるんだろうか?

2,3週間ほど経ったある日、その子のお母様と面談の機会があり、「天声こども語、続いてるそうですね。」興味深々の私は早速聞いてみた。

「そうなんです。毎日2時間もかかるんです。昨日なんて確定申告の話題ですよー。」お母様も半分呆れている。

「私ではとても見切れません。ばあばとの約束って事で始めました。」「でも、兄弟の中で最初にやるっ!て言ったんです。」その頃にはもう、彼の中でこの学びは習慣になりつつあったと思う。

そして数日前、彼は書き上げた一冊目のノートを持ってきてくれた。信じられなかった。こんな小さな子供でも続けられるんだ。「毎日色々な事がわかって楽しい」「習ってない漢字も読めたり書けたり出来るようになった」「そうなんだ、すごいね!よく頑張ったね‼️」心の底からそう思った。

私の教室でも、国語の力をつけるために、この素晴らしい事例を是非参考にしたい。

彼からノートを借りて、他の子供達に見せたりしている。反応の良い子もいる。楽しく取り組んでくれる子が1人でもいるといいな。春休みにやってみようか。

こういう事を考えたりやったりするのが大好きである。

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